1. はじめに
データ等をグラフに表示したときに、そのおおもとのデータがどこから来たのか、わからなくなってしまうこともありますよね。そんなとき、入手先URL等を記録しておけば良いのですが、なかなかできず・・・。このggtrackパッケージはデータのURL等をQRコードで埋め込んでくれるパッケージです。
2. インストール
Githubからインストールします。
devtools::install_github("mrjoh3/ggtrack")
3. つかってみる
パルマーペンギンデータを使ってみます。
library(ggtrack) library(ggplot2) library(grid) library(ggthemes) library(palmerpenguins) head(penguins) pn <- ggplot(penguins, aes(x = bill_length_mm, y = bill_depth_mm), col = species) + geom_point(color = 'darkblue') + labs(title = 'Palmer penguins data') + theme_fivethirtyeight() ggtrack(pn, qr_content = paste0('Data accessed using R package: ', 'https://allisonhorst.github.io/palmerpenguins/'), caption = paste0('Palmer Penguins package <br>', 'via the R package <br>'), plot.background = element_rect(fill = "#f0f0f0", size = 0))
このグラフの右下にあるように、ggtrack関数でQRコードにデータを埋め込んでくれます。
4. さいごに
このパッケージを使えば、後々データを探すことが少なるなりそうです。