【レビュー・レーザー加工】Doublepulse machining as a techniques for the enhancement of material removal rates in laser machining of metals

Doublepulse machining as a techniques for the enhancement of material removal rates in laser machining of metals

Authors:

AC ForsmanP. S. BanksMichael PerryGeneral AtomicsMike Campbell

概要

  • レーザー加工性の向上の提案
  • 波長532nmの時間間隔の短い(30~150ns)ナノ秒パルス(2ns)を連続的に照射して加工すると、加工性が向上するか検討
  • 材料は、ステンレスSUS304とアルミ
  • 材料に加わる圧力を測定するため干渉速度計(VISAR)を使用

結果

  • 重ね合わせたパルスでの加工の方が一般的に加工性向上した
  • 例えば、1mm厚SUS板に0.2secでφ40umの貫通穴加工ができた
  • 原理的には、最初のパルスで発生した微小粉体が表面付近に漂っており、それを2番目のパルスで加速させ一緒に加工しているようだ
  • 材質により加工条件が異なるが、どちらの材料に対しても加工性が向上している

所感

  • 加工条件の最適化は必要であるが、このような高アスペクトの穴を加工できるのは、魅力的な技術である
  • プロセスウインドウも広いようなので、実使用にも耐えられそうである

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