Femtosecond versus nanosecond laser machining: Comparison of induced stresses and structural changes in silicon wafers
- March 2005
- Applied Surface Science 242(1-2):162-167
Authors:
概要
- fs-laser, ns-laser にてSi wafer に与えるダメージ(ストレスと構造変化)を調査
- fs-laser : Clark MXR, 755nm, 150fs, spot 50um, 1kHz
- ns-laser : Spectra physics, YHP40-355, Nd:YVO4, 355nm, 30-50ns, spot 13um
- 1mm/s 走査にてフルエンスを変化させて実験
- 加工結果は、マイクロラマンマイクロスコープにて、ストレスと非晶質性を評価
結果
- 同じフルエンスでは、fs-laser の方が、 ns-laser よりストレスが大きかった
- 円偏光と直線偏光では、円偏光の方がストレスが小さいが、これは、波長版を挿入したことによるフルエンスの低下の可能性もある。
- 非晶質化についても、fs-laser の方が大きい。
所感
- 総じて、fs-laser の方がショックが大きいと考えられる。
- 加工の際には、このショックの点も考慮して光源を選ぶ必要がありそう。