【レビュー・レーザー加工】Femtosecond versus nanosecond laser machining: Comparison of induced stresses and structural changes in silicon wafers

Femtosecond versus nanosecond laser machining: Comparison of induced stresses and structural changes in silicon wafers

Authors:

Maher S Amer

Mostafa El Ashry

L. R. Dosser

K. E. Hix

概要

  • fs-laser, ns-laser にてSi wafer に与えるダメージ(ストレスと構造変化)を調査
  • fs-laser : Clark MXR, 755nm, 150fs, spot 50um, 1kHz
  • ns-laser : Spectra physics, YHP40-355, Nd:YVO4, 355nm, 30-50ns, spot 13um
  • 1mm/s 走査にてフルエンスを変化させて実験
  • 加工結果は、マイクロラマンマイクロスコープにて、ストレスと非晶質性を評価

結果

  • 同じフルエンスでは、fs-laser の方が、 ns-laser よりストレスが大きかった
  • 円偏光と直線偏光では、円偏光の方がストレスが小さいが、これは、波長版を挿入したことによるフルエンスの低下の可能性もある。
  • 非晶質化についても、fs-laser の方が大きい。

所感

  • 総じて、fs-laser の方がショックが大きいと考えられる。
  • 加工の際には、このショックの点も考慮して光源を選ぶ必要がありそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です