1. はじめに
R
では、様々なパッケージを追加することで容易に機能を拡張できます。こちらのmodelsummary
というパッケージは、データの要約を見やすく表示したり、回帰モデルの結果を解析したりできます。また、柔軟なカスタマイズ性ある点も魅力です。出力は、Viewerだけではなく、pdfやhtml,tex等に対応しています。
2. インストール
CRANからインストールできます。
install.packages('modelsummary')
3. つかってみる
データとして、Palmerpenguinをつかいます。
まずは、準備としてパッケージとデータを読み込みます。
library(modelsummary) library(modeldata) data(penguins)
簡単にデータの概要を見てみます。
skim tableを表示してみます。
datasummary_skim(penguins)
データの概要がわかっていいですね。
続いて相関係数を見てみます。
datasummary_correlation(penguins)
body_masss_g と bill_length_mm, flipper_length_mmとの線形回帰をしてみます。
model <- lm(body_mass_g ~ bill_length_mm + flipper_length_mm, data = penguins) modelsummary(model)
4. さいごに
データの概要が簡単にわかり、回帰の情報も得やすいので、うれしいですね。このパッケージは、これらの機能の柔軟なカスタマイズもできるようです。